ソリッドレイ研究所は,2012年7月27日より香港で開催されるアニメイベント「」で同社の技術による空間展示をCulturecomより受注したと発表した。 Culturecomは日本のマンガを翻訳して中国に流通させている会社だが,同社のブース展示でソリッドレイ研究所の技術が使われることになった。 新方式の空間展示が用いられるという展示ブースは,全面が白い壁で構成されており,内部には展示物などを一切配置しないのが特徴となっている。4面の壁と床を8基のプロジェクタで背面から映写することにより,シームレスなVR空間を作り上げる。展示物を置かない代わりに,ブース自体があらゆるコンテンツになりうる空間を提供しているわけだ。まさに映像で作り上げられた空間内に進入するという体験が可能となる。 床面を含む全面映像の設備というのは,国内でもほとんど例がないのではないだろうか。 提供されるコンテンツには,通常の映像のほか,立体視映像やインタラクティブ映像が含まれるとされている。インタラクティブ映像ができるなら,ほぼゲームもできるわけで,ぜひ,IXA RMT,このような施設を国内のアミューズメント施設などで展開してほしいものである。 香港で開催されるアニメフェアで株式会社ソリッドレイ研究所製「展示の新技術」が採用されました。 ●アニメフェア会期 2012年7月27日?2012年7月31日 ●開催場所 香港コンベンション&エキシビションセンター(湾仔) ●納入先 Culturecom Holdings Limited 様 ●開発元 ソリッドレイ研究所(横浜:045-324-6841) ●開発について ソリッドレイ研究所製VR空間構築?体験ソフトウェア 「オメガスペース」を使用してシステムを構築。 ●概要 2012年7月に開催される香港最大のアニメフェア「香港動漫電玩節(アニコム&ゲームス香港、ACGHK)」において、白い壁と白い床のみから構成される展示ブース内(幅3350mm×,arado rmt;高さ2700mm×奥行6000mm)の壁面?床面に8台のプロジェクタを使用して、3D?2D映像、インタラクティブ映像を投影し、VR空間を演出する。 ●展示の新技術とは 展示会に際しては、本来ブースに装飾を施し、モノを陳列して来場者に紹介するという展示方法が基本である。しかし今回の展示では装飾やモノは一切なく、あるのは内部が白いだけの「箱」でありVR映像システムにより映像が投影され、来場者は様々なコンテンツ体験が可能となっている。これは、新しい展示の形であり、資材を最小限に抑えるメリットがあるのは勿論のこと、展示そのものの可能性を大きく広げる事例となるだろう。 また、海外の企業が日本のソリッドレイ研究所にこのようなVRシステムを発注したという事実は、日本のVR業界が世界にアピールされる良いきっかけとなる。 ●参考画像 <Culturecom Holdings Limited 様 概要> 香港の出版?コンピューター開発企業。 日本製コミックスの版権を取得して中国語版を出版することで知られ,1990年代になって IT 分野に進出。
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