今回紹介するPCゲーム「」は,2010年12月23日にエクスペリエンスから発売された,3Dダンジョン探索型のシングルプレイ用RPGだ。開発を行ったTeam Muramasaは,“GENERATION XTH”と名付けた世界観で,これまでいくつかのタイトルを手がけており,本作はそのシリーズ最新作という位置づけである。 古くは「Wizardry」などに代表される3Dダンジョン探索型RPGは,日本で今も根強く支持されている。現在も,このジャンルのタイトルが続々と登場してきているのは,その証でもあるだろう。 いちゲームジャンルとして昔から安定した人気があるが,その一方で,Windows PC/コンソールを含めると相当な本数が存在しており,人によっては少々新鮮味が薄れてきているかもしれない。 そんななか本作は,コアなRPGファンにとっても,新鮮かつ十分に手応えのある作品に仕上がっている。まず,戦闘や各種メニュー画面など,基本的なゲームプレイが素晴らしく快適だ。例えばこの手のゲームの場合,操作性に関しては長時間プレイするにつれ,どこかしらで不満やストレスが出てきたりするものだが,ugg,本作の場合は操作に慣れていくにつれ,まるで手足の延長のように操れるようになってくる。 そしてもう一つ,本作の最大の特徴といってよいのが,徹底的にこだわった世界観である。これまで,パーティが冒険へ赴く動機,マイキャラ達の職業,アイテムや装備品など,多くの人が「3DダンジョンRPGだから」と,なんの疑問も持たずに受け入れてきた常識に対して,“GENERATION XTH”では,本シリーズならではの解釈がふんだんに盛り込まれているのだ。これがとても新鮮なのである。 このシリーズの世界には膨大な裏設定が用意され,プレイ中,そんな世界の情報がちらりと垣間見えたりする。こういった演出による世界観の説得力,そしてゲームへの没入感はかなりのものだ。一言でいうと,制作者の愛情ある“こだわり”が随所で感じられるタイトルに仕上がっており,この手のタイトルに多く触れてきた人であればあるほど,そのこだわりを強く実感できることだろう。 異形に立ち向かう「コードライザー」としての能力 本作の舞台となるのは,近未来の柧─颔侃`スにしたパラレルワールド。この世界で人々は平和に暮らしていたが,ugg アグ,突然“異形”と呼ばれるモンスターが現れ,人知を超えた事件が起こり始める。しかも異形の侵食によって,各地が次第に異空間(アビス)化するといった事態まで起こり出したのだ
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