クラウドゲーミングサービスとして着実に成果を挙げているGaikaiは,2012年6月5日(日本時間6月6日)に行われた発表で,SamsungのスマートTVにクラウドゲーミングサービス「Gaikai」を標準搭載することを明らかにした。サービスは,「Samsung SmartTV Cloud Gaming」という名称で行われる,DQ10 RMT。 これにより,2013年以降に発売されるSamsungの新型モデルのテレビでは,ゲーム機に接続することなく,Gaikaiがサービスを行っているゲームソフトをストリーミングしてプレイできるようになる。 今回,Gaikaiの商談ブースで,同社CEOのデイビッド?ペリー(Daivid Perry)氏に合同インタビューする機会が設けられたので,本稿ではその内容をお伝えしよう。 ここでGaikai(社名とサービス名が同じ)のクラウドゲーミングがどのようなものかを簡単に説明しておこう。 Gaikaiは,各地にあるサーバーからストリーミングされる情報と,プレイヤーのインプットを,ro rmt,ソフトウェアで交信させ続けることで,ソフトをクライアント側にダウンロードすることなく,ゲームが遊べるというもの。そのためプレイヤー側は,ディスプレイとインプットデバイスがあればゲームをプレイでき,テレビやパソコンのスペックなどに左右されることなく遊べる。 実際にGaikaiは「」をiPadでプレイするデモを行ったり,Androidタブレットで「」を60fpsで動作させたりしている。すべてがサーバーで処理されているため,マシンスペックに依存しないクロスプラットフォームが実現できるわけで,次世代的なゲーム環境として非常に興味深いものがある。 そんなGaikaiを率いるペリー氏と言えば,14歳でゲームデザイナーとなり,「Earthwarm Jim」や「MDK」といった作品を手がけてきたゲーム業界の著名人の一人。ペリー氏は,Gaikaiで何を実現しようとしているのだろうか? Gaikaiを率いて業界のクラウドゲーミング化を先導するDavid Perry氏 ゲームデザイナーから転身し,Gaikaiのクラウドゲーミングに未来をかけているような印象ですが,その動機は何なのでしょうか。 デイビッド?ペリー氏(以下,ペリー氏): ゲームが,映画や音楽のように,誰にでもアクセスできるようなものになってほしいと常々思っています。例えば,ショッピングサイトを覗いていて,音楽をダウンロード購入したり,DVDを衝動買いしたりする人は多いはずですが,ゲームではあまりそういうことはありません
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