14日に行われたElectronic Artsのプレスカンファレンスでは,CEOのJohn Riccitiello氏のスピーチの中で「さらにEAには,Crytekのなど,さまざまなタイトルが用意されております」と,さらっと流されてしまってやや不安になった「Crysis Warhead」だが,E3 Summitの会場となったロサンゼルスコンベンションセンターのブースには,ちゃんと展示されていたので一安心である。というわけで,PCゲーマー期待のFPS,Crysis Warheadについて得られた情報をお伝えしよう。 偵察衛星がフィリピン海に浮かぶ孤島,リンシャン島における北朝鮮軍の不審な動きを察知する。それと同時に,現地で発掘調査をしていたローゼンタール博士らIAFリサーチチームが連絡を絶つ。NASA(アメリカ航空宇宙局)からも島での電波異常を報告されていた陸軍は,偵察のため特殊部隊「ラプターチーム」の派遣を決定し,バーンズ少佐以下5名の隊員が島に降下する。KPA(北朝鮮人民軍)は大規模な部隊を展開させていたが,ラプターチームの隊員であるノーマッド中尉は敵地深くに侵入し,IAFが人類誕生以前の遺物を掘り当てたこと,uggブーツ,そして現在,KPAが得体の知れない相手と交戦中であることを報告した。事態を重く見たアメリカ軍は全面攻勢に出ることを決定し,かくして,リンシャン島を舞台にアメリカ軍とKPA,そして人智を越えた謎の存在の,三つ巴になった戦いが幕を開けるのである。 ゲームの説明をしてくれたCrytekのスタジオマネージャー,Kristoffer Waardahl氏(奥の人) というのが,2007年にElectronic ArtsからリリースされたFPS,(邦題,クライシス 完全日本語版)のストーリーだ。制作はドイツのフランクフルトに本拠を置くCrytekで,もともと自社のゲームエンジン,ブーツ,CryENGINEのデモとして作られたFPS(2006年発売。邦題,ファークライ 日本語版)が高い評価を受けてデビューしたデベロッパである。Crysisには改良されたCryENGINE 2.0が使用され,開発途中からそのハイレベルなグラフィックスが話題になっていた。対応機種がPCのみということもあって,でも折にふれて紹介してきたタイトルだ。 E3 Business and Media SummitやドイツのGames ConventionなどでBest
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